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弁護士を管理する弁護士法とは

弁護士の活動は、弁護士法によって管理されています。この法律は十章から成るもので、弁護士の使命や職務といった活動のあり方や、統括組織である弁護士会、また権利や義務について言及されているほか、無資格者が、法律事務を行うことへの禁止条項も盛り込まれています。もちろん、現役の弁護士が公序良俗に違反する振る舞いをした場合の、懲戒に関する項も設けられています。元々弁護士法は、1893年、明治26年に初めて制定され、その後1933年と1949年にそれぞれ全面改正がなされました。この1949年の改正で、それまで司法省、現在の法務省の管理下にあった弁護士や弁護士会が、公権力から離れて独立した存在となり、弁護士自治が確立することになりました。

弁護士法とは何を定めた法律か

弁護士法とは、日本の弁護士制度について定めた法律です。弁護士の使命、職務、資格、権利義務、懲戒制度や弁護士会についての規定が定められています。ようするにこの法律は、弁護士が弁護士として活動する根拠となっている法律なのです。この法律が制定されるまでは、旧弁護士法が存在していましたが、日本国憲法制定に伴い現在の弁護士法が制定されました。弁護士は、性質上、干渉を受けずに独立して職務に取り組むことが求められています。その地位を保証するため、弁護士以外の者が弁護士を名乗ることは許されません。また、弁護士が弁護士以外の者と提携して業務をすることや、弁護士以外の者が対価を得て、斡旋することを禁じています。それだけ弁護士の職務が重要であり、公的な側面もあるということが言えます。

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